現在の職場に不満がある場合、転職して働く環境を改善したいと考える看護師は多いだろう。しかし、転職先を選ぶ際、ただ単に給与面だけを見て選ぶのは禁物だ。生活レベルを保てるだけの給与がもらえるのはもちろん、働きやすい環境であるかどうかを見極めることが大事だ。

転職先を選ぶ際に注目するべきポイントは、スタッフの年齢層だ。自分と同じ年代の看護師が多い方が、働きやすい傾向がある。自分より年配が多い職場の場合、仕事の面では頼りになるものの、自分の意見が言いにくいこともあるだろう。また、自分より若い人が多い職場の場合、雰囲気に馴染めないこともある。そのた。えスタッフの年齢層は、転職する前に把握しておくべきだろう。

また、労働条件についても注意しておく必要がある。例えば、週休2日制と記載されている場合、毎週2日間休みがもらえるわけではない。必ず休みがもらえる場合は、完全週休2日制と明記されているはずだ。たった2文字の違いだが、労働条件に大きな差が出てくるので注意が必要だ。

また、有給休暇が取得しやすいのかどうかも把握しておく必要がある。職場によっては、人員不足などで有給が取得しづらいといったケースも考えられる。休みが取れない場合気分もリフレッシュできず、仕事の質も下がってしまう。そのため、転職先の有給休暇取得率がどれくらいであるのか、事前にチェックしておくべきだろう。

また、残業は多いのか、残業代はつくのかなど、細かいところまでしっかり調べておくことも大事だ。